「僕はマーケティングが嫌いです」
色々な所で公言しています。
これは半分本当で、半分が嘘です。
正確に言うと
「マーケティングに傾倒して、マーケットを見ない状態になっているマーケティング信仰が嫌いです」
ただ、商品のデザイン、販売、ブランディングにおいて、マーケティングというものが、とても重要だとは思っています。
写真は著者のコイケジュンコさんから頂いた「ヒットの神様~伝説のマーケッターに学ぶ、不況に勝つ知恵」です。
伝説のマーケッターと言われる内田耀一さんが手がけた、商品開発から、情宣広告、キャッチコピーが生まれるまでまでのお話が次々と書かれています。
日本におけるマーケティングや、商品開発の基礎を作ったストーリーは本当に鳥肌が立つぐらい凄い事ばかり。
まだ日本にマーケティングという概念が無い頃、悩みながら、とにかく行動する内田さん。
そこには、消費者に本当に良い物を、ちゃんと届けたいという志があります。
マーケティング、商品開発に関わる全ての方に読んで頂きたいです。
僕はマーケティングという概念が無かった時の日本の物づくりにすごく興味があります。
この国の生活水準を高くする。欧米に負けない国にするという、熱い思いに溢れていると感じるからです。
一度今まで自分が信じて来た知識や、経験を脱ぎ捨て、素直な眼で、世の中のあらゆる事を見る事は大切だと思います。
勇気を出して、その理論武装、解除してみませんか。
何か「!」があるかもしれません。
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