2010年2月7日日曜日

東京インターナショナルギフトショー。

2月の1日~5日までの間東京に出張していました。

2日~5日まで開催されていた、「東京インターナショナルギフトショー」に出展していました。

ギフトショーは雑貨関連の見本市では日本最大級で、大手から、個人店舗まで多くのバイヤー訳20万人が買い付けに来られる見本市です。

僕が福祉施設の商品をデザインで変えるという事を考え始めた時から、ギフトショーの舞台に福祉施設の商品を立たせる事が、大きな夢であり、目標でした。

1年前から準備を進め、総額100万円程の予算を組み、出来る事以上の用意を進めました。
もちろんスタッフも、クルーも一丸となって。

そして、多くの評価や、取引契約を頂けました。
この商品の売り場を作ると言って頂ける企業も。

ひたすら喋り続け、商品の魅力をプレゼンし、アッという間に過ぎた楽しい4日間でした。

ビジネスの現場。
それはいつも厳しく、そして楽しく、ドキドキワクワクする事が沢山です。

福祉関係の皆さん、本当に楽しい世界ですよ。
福祉施設の商品で、何ブースも借りて、ギフトショージャックしましょう(笑)
一緒に前へ、そして上へ進んでくれる人、施設、大募集です。
又あの舞台へ行くぞ!!

2010年1月8日金曜日

マーケティング嫌い。


 「僕はマーケティングが嫌いです」
 色々な所で公言しています。
 これは半分本当で、半分が嘘です。
 正確に言うと
 「マーケティングに傾倒して、マーケットを見ない状態になっているマーケティング信仰が嫌いです」

 ただ、商品のデザイン、販売、ブランディングにおいて、マーケティングというものが、とても重要だとは思っています。

 写真は著者のコイケジュンコさんから頂いた「ヒットの神様~伝説のマーケッターに学ぶ、不況に勝つ知恵」です。
 伝説のマーケッターと言われる内田耀一さんが手がけた、商品開発から、情宣広告、キャッチコピーが生まれるまでまでのお話が次々と書かれています。

 日本におけるマーケティングや、商品開発の基礎を作ったストーリーは本当に鳥肌が立つぐらい凄い事ばかり。

 まだ日本にマーケティングという概念が無い頃、悩みながら、とにかく行動する内田さん。
 そこには、消費者に本当に良い物を、ちゃんと届けたいという志があります。
 マーケティング、商品開発に関わる全ての方に読んで頂きたいです。

 僕はマーケティングという概念が無かった時の日本の物づくりにすごく興味があります。
 この国の生活水準を高くする。欧米に負けない国にするという、熱い思いに溢れていると感じるからです。

 一度今まで自分が信じて来た知識や、経験を脱ぎ捨て、素直な眼で、世の中のあらゆる事を見る事は大切だと思います。
 勇気を出して、その理論武装、解除してみませんか。
 何か「!」があるかもしれません。

2009年11月13日金曜日

塗り替えるのは僕らの世代。

今月の12日に、日本中が注目している、行政刷新会議の事業仕分けが、行われました。

障害福祉関連では、2つの議案にある決定がせれました。

共同通信発表の内容によると、

 【障害者保健福祉推進事業費(障害者自立支援調査研究プロジェクト)】
公益法人や特定非営利活動法人などが行う障害者支援のための調査研究事業に助成する。厚労省の要求額は13億円。全国精神障害者社会復帰施設協会(全精社協)がこの事業で不正に補助金を受け取っていたとされる。仕分け人から不透明さを指摘する意見が出され、廃止となった。


 【障害者保健福祉推進事業費(工賃倍増5カ年計画支援事業費)】
授産施設などで働く障害者の経済的自立を目指し工賃の引き上げを図るため、職業指導員の研修や経営コンサルタントの派遣などを行う。予算の執行率は08年度で22・2%にとどまっており「効果的でない」などとして、予算の半減を求めた。

という事らしい。


もちろん数字や、不祥事を判断の基準にすればロジックは積み上がる話ですが、僕は、この2つの費用を使って、本当に福祉の為に活動されている方を知っているので、複雑です。


「障害者自立支援調査研究プロジェクト」に関しては、本当に社会にインパクトを与え、意味のある活動をしておられる方が沢山おられます。問題点は全て行政にあり、活動されている方にはありませんし、全精社協の不祥事にしても、行政との関係が無ければ起こらなかった事だと思います。


一部の人の甘い意識によって、制度自体が全て無くなる。

この研究に従事されている方はとても悔しい思いをされていると思います。


工賃倍増5カ年計画も一部では、適当にコンサルを派遣し、予算を使わなければいけないから使っているような自治体もありますが、長野県のように、しっかりと結果を残している自治体もあります。


!-styleでは2つの予算については、使っていないので、直接的な影響は無いのですが、全てを一緒にして、このような人の活動を止めてしまうのは、福祉全体の問題になり、間接的に、強いデメリットを受けてしまう事になります。


コンピューターソフトが仕分けしているのでは無く、人間が仕分けしているのですから、予算の数字だけで無く、実態を把握して欲しい。


そして無駄を作りだすのは行政であって、熱心な研究者では無い。


上手く言えませんが、少しでもこの事を分かって欲しいと思います。

2009年10月20日火曜日

make it !!



 昨日はチーフデザイナーの秋保と、グループ会社「株式会社J.F.S」の店舗「restaurant&garden chou-cho」へ。
 壁の塗り替えや、文字入れ等をしてきました。
 写真は、前日に作っておいたステンシルで、文字入れをしている所。
 思った以上の仕上がりに二人ではしゃいでいました。

 遊びをビジネスに変える人は大好きです。
 遊びでビジネスをする人は嫌いです。

 吉野&秋保の力作是非見に行ってみて下さい。

「株式会社J.F.S」

2009年10月11日日曜日

ソーシャルクリエーター。


 先日、たんぽぽの家主催の「福祉を変えるアート化セミナー」にて、プレゼンテーションと、パネルディスカッションをさせて頂きました。
 参加者の方は福祉系のお仕事をされている方が9割程度との事でした。

 よくよく考えると、最近の講演のほとんどが、「社会起業家」関連でしたので、私が福祉関連の場でお話させて頂くのが、日本財団主催の「障害者就労施設支援ネットワーク会議」を入れて2回目でした。

 福祉とビジネスの関係、ここ数年つねに議論になっている事で、人によっては対局にあるような事と思われている事かもしれません。

 私たちは、事業を開始して、始めに認めて頂けたのが、企業の方々で、福祉の業界の中では、今でもそうですが、なかなか認めて頂けていない部分がありますので、私の中には、企業が冷たくて、福祉があったかいというイメージはありません。むしろ逆のイメージを持っています。
 福祉サイドから、ビジネスを見た時に、「企業はお金になる事しかしない」とよく言われますが、私は「企業はお金にならない事を、お金に変える」所だと思います。

 京都のカスタネットというオフィス関連の総合通販を行っている会社の社長の植木力さんの著書の帯に「小さな会社にもミッションがある」と書かれていました。

 正にその通りだと思います。

 多くの企業は、お金の事だけを考えているのでは無く、むしろそのミッションを達成する為にお金が必要だと考えているのだと思います。売上が下がるという事は、最低限雇用を保障出来なくなる事にも繋がるのです。

 福祉の業界はそろそろ私たちは「サービス業」を行う、「サービスマン」だという認識を持つ必要があるのではないでしょうか。そしてミッションの達成の為に、様々な角度から売上の向上を目指すべきだと思います。

 アート化セミナーでご一緒させて頂いた「ラ・バルカグループ」の代表の夏目さんが「売上とはどれだけのお客様に喜んで頂けたかの結果です」とおっしゃっていました。

 福祉施設には、2つのお客様がいます。1つは「施設で作った商品をお買い上げ頂くお客様」もう1つは「障がいがあり、施設を利用されているお客様」

 この2つのお客様に喜んで頂いてこその福祉だと私は考えています。そして、この2つはサービスの質を上げる事により、1つになるのだと。

 「今後の福祉業界に求められる人材は?」という質問に夏目さんは「単に施設の職員としてでは無く、社会を創っていくクリエーター」と答えておられました。

 いい言葉なので早速使わせて頂いています(笑)

 私たち福祉を仕事としている人間は「ソーシャルクリエーター」を目指すべきではないでしょうか。
 僕は目指します。

2009年9月21日月曜日

破れたジーンズ。

写真は僕が履いているジーパンです。
破れた所を自分で裏当てをして、ミシンで叩いて直して履いています。
でも直すと他にテンションが掛って又破れての繰り返し。追いつかなくて一か所は今は破れたまま。
それでももう8年は履いてる愛着のある1本。
僕は毎年春に1本ジーパンを買い、ほとんどをジーパンで過ごします。

「破れたジーパン」は社会人として、自覚が無い人の服装の代名詞のように言われています。
僕ももちろん服装はその場に応じて合わせる事が礼儀だと思っていますので、人前に出る時はシャツ+ジャケットを着用します。
でも、パンツはジーパンかチノパンです。

それは、スーツであれば全てOKという考え方があまり好きでは無いからです。
こう言うと、スーツが嫌いなの?と思われますが、むしろ好きです。着ませんが(笑)

スーツが誕生してから150年近くほとんど大きなシルエットの変化が無いのに、襟の太さや、ボタンの位置、サイジング等で時代を表現するストイックさと、大人の渋さは大好きです。
ですので、スーツ自体が嫌いなのでは無く、何度も言いますが「スーツを着ていればOK」という考え方が嫌いなのです。なんか「これでもくらえ!」と言っている気がするのです。

以前研修へ行った時、講師をされていた大学の先生が、自分の職場の大学に「破れたジーパン」を履いて来た人の話をしました。
「こんな世間知らずではいけませんよ」とおっしゃりたいのだと思います。
そして続けて「人は見た目や肩書で判断します。例えば僕が急に近所通ったからと言って障がい者施設に見学させて下さいと言っても、何ですがお引き取り下さいとなりますが、~大学で障害福祉を研究している教授だと言えば、どうぞどうぞとなるでしょう」と。

なりません(笑)
僕ならその大学に対して抗議します。
その感覚は「破れたジーパン」を職場に履いて来た人と何の違いがあるのでしょうか。

僕なら事前に申し込みをして「破れたジーパン」で当日来る、教授でも何でも無い人の方がよっぽど好感が持てます。

失礼の基準。
世の中は難しいですね。

2009年8月29日土曜日

バイアスがかかっていないか。

 バイアスという言葉があります。

 「偏り」というような意味で、「確証バイアス」の事を指していると理解しています。

 確証バイアス(かくしょうバイアス)とは社会心理学における用語で、個人の先入観に基づいて他者を観察し、自分に都合のいい情報だけを集めて、それにより自己の先入観を補強するという現象である。 例えばグループに一人だけAという女性がいた場合(他は全員男性)、Aが様々な行動を示していたにもかかわらず、自分(男性)が持つ女性への固定観念に合致する行動だけを特別に認識して、「やはり女性は○○である」という結論を導くといった行為を指す。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
 ラ・バルカグループの夏目さんのブログ(http://blog.livedoor.jp/labarca3120/)に、メディアは結論を決めて取材をするという内容の事が書いてあった。
 内容は自立支援法について、選挙前のタイミングではよくこの手の取材はありますし、私も以前に受けた事があります。
 新聞社にもよると思いますが、夏目さんが書いていたように、「【自立支援法】=【受益者負担】【1割負担】=そこが問題点!」という記事にしたが為の言葉しか拾ってくれず、言いたい事はほとんど伝わらないというか聞いてもらえません。
 私たちは、特に支持政党を持たない組織ですので、どこかや、誰かを擁護するつもりはありませんが、自立支援法があったから!-factoryは生まれました。
 自立支援法が出来る前は社会福祉法人格を持つ法人でしか、認可事業は行えませんでした。又、社会福祉法人格は一定の資産基準があり、ハードルの高い法人格です。
 しかし、自立支援法以降は、法人格を問わず、認可事業が出来るようになりました。
 結果、30歳前後の若い理事長、施設長、代表の組織の認可事業所が全国で生まれ、自由な発想で福祉の前進を担っている施設が出来てきました。
 確かに自立支援法は悪い部分もありますが、良い部分もあります。
 ですので一点に絞って議論の出来るものでは無いと思います。
 そして僕もバイアスがかかっていないか。
 今一度見つめ直したいと思います。
 そして夏目さんと再会できる時が訪れました。
 10月の3日、4日に財団法人たんぽぽの家が主催する「福祉を変えるアート化セミナー」に実践報告として、一緒の壇上に立たせて頂きます。
 嬉しいなぁ。
 タリーズの話も聞きたいし、色々聞きたい。
 楽しみです。
福祉をかえる「アート化」セミナー2009 10/3-4
~プロダクトアウトからマーケットインへ~