2009年5月3日日曜日

!-style的デザイン名品vol.1




八幡の!-factoryの中には、僕やスタッフが、個人的に素晴らしいと思ったデザインの物が沢山置かれています。

!-factoryは、福祉の現場であり、生産の現場であり、デザインの現場でもあります。

やはり、いい物を作るには、いい環境を作るべきであると思います。

まずは一番上の写真はDESIGN HOUSE stockholm(デザインハウス・ストックホルム)の「BLOCK LAMP(ブロックランプ)」です。

まるで氷の中に電球が閉じ込められているかのような灯りです。

BLOCK LAMP(ブロックランプ)は、1996年に発表されると、たちまち数多くのデザイン賞を受賞し、デザインを愛する人々から高い評価を得ています。

デザイナーの「Harri Koskinen(ハッリ・コスキネン)」は、1970年生まれ。ヘルシンキの「アート&デザイン・インスティテュート」を卒業。1998年ミラノ・サローネ(国際家具展示会)で「ブロック・ランプ」を発表し、MOMAの永久コレクションに選定される。2000年に、フレンズ・オブ・インダストリー社を設立。北欧を代表する若手デザイナーの一人だそうです。
僕が初めてデザインを意識し、購入したプロダクトです。購入と同時に、障がいのある人の施設で作られる商品のデザインを考えようと思いました。
大袈裟に言うなら、「人生を変えたプロダクト」です。

下の写真は、1998年発売のCASE-REALデザイン、その名も「CONCENTS」

木の直方体にコンセントタップがついたシンプルなデザイン、なんて事ないと思ってしまいがちですが、「ありそうで無い物」の近年の代表作。残念ながら現在は製造中止だそうです。

デザイナーの二俣公一によるこだわりは、この角の処理。木工職人さんがひとつひとつ手作りで制作していたそうです。又、木口の接ぎが全て辺で行われています。底部分も継ぎ接ぎや塞いだ後が何もありません。

職人の仕事の素晴らしさと、デザイナーの発想の素晴らしさが融合されたプロダクトです。
この二つは発想力の素晴らしさと、難しい技術が融合された素晴らしいプロダクトだと思います。

!-style的永久保存品です(笑)

今後も!-factoryのデザイン名品を定期的にご紹介致します。

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